ささやま院長がラジオのトーク番組に出演しました。
日ごろ起こったことや思ったことについてパーソナリティーの方と楽しく話している様子を一部ご紹介します。
そうそう、この間『文藝春秋』読んでたらさ、缶詰。昭和の言葉の中に、缶詰。 うん。その文章読んでてね、イメージが膨らんだのよ。知りたい? 自分の中に缶詰って、第1期、第2期、第3期ってあるんよ。第1期いうのは、子どものときに、何かモモとかミカンとか、もう全部皮がむいてあるのがさ、甘いシロップの中にあってさ。 ほしてさ、もう兄弟みんなで競って食べてよ、なあ、甘いもの飢えとったし。そのシロップも誰が食べるか、兄弟3人できれいに見事に3等分してさ、最後の最後の1滴まで飲みよったん思い出してさ。 じゃろ。 そう、パイナップルなんかな、その昭和の言葉の中にも書いてあったけど、昔の果物はそんなに甘くなかったんだってな。それがさ、皮までむいてあるシロップ漬けの果物が食えるわけやろ。それとパイナップルなんか見たこともないのにさ。 その缶詰に描いてある絵だけで想像してさ。きっとこんなんだい。ソテツみたいなの見てから、ソテツってでかいパイナップルがなるんかなとか思ってなかった? じゃろ。そうそう。缶詰は、な。 それが第1期。 第2期は学生時代、もうさ、安くカツオとかマグロのフレーク売っとったろう。 でもあれには手出せんのんよ。大和煮? 肉の。 そう。シーチキンもちょっと高過ぎて、手が出んのよ。 ほいでな、結局はそれを買って帰って、自炊はさ、飯をいっぱい炊いて、飯とフレークと、それとスーパーが安いときに、玉子いっぱい買っててさ。目玉焼き5個ぐらい作って(笑)。 そうそう。もう、でもおいしくてさ。 食べれる。なあ、ほんまなあー。あのしょうゆ加減、みりん加減。 あれがいいんよ。あれを食パンに、こうな、柔らかいに、こう挟んで。 もうとにかくカツオのフレークかマグロのフレークさえあれば生きていけるみたいな。 (笑)のりたま、ふりかけ?いやいや今缶詰の話をしてるんよ。 いろいろ思い出したんよ。まだ第3期までいかんの。 そうそう。それとさ、あれが好きやったんよ。イワシとかサバの味噌の缶詰と、味噌と。 味噌と、それとあと醤油ね。あれいつもどっちにするかものすごい迷ってさ。なあ。青魚好きじゃけさ。 自分でさ、学生のとき自分で作り切らんじゃん。それでサバの煮付けかイワシの煮付けか。そして、その煮付けも味噌の煮付けか醤油の煮付けか迷うわけさ。 そうそう。なー、ぜいたくじゃった。それとかさ、あとなー、昔からすごいあこがれながら、時々しか買えなかったんがの、くるっくるくるっくる回して食べる、コンビーフン あ、ほんと。 そうそう。で、何かアメリカ映画か何かで、スプーンかフォークかで、それをがちっとこうガシガシ食いよったやん。かっこいいな思うけど、ちょっとあんなぜいたくはできないみたいな。 そうそう。学生のときあれがはやったろ、バーボン。 そうそう。あれに合いよったよな。そして、アメリカの何かいな、ビールの銘柄、何か、あれ、あの……。ん? いやいや、今度、来週でいいよ。 そんな感じ、そして一番のあこがれがさ、かに缶。 あ、もう学生時代食べてなかった。ほんと、何かのお歳暮とかお中元に、たまーにあのセットとかもらうとうれしくてさ。 でもいろいろまだまだあるんだよ、おれ。キャンプとか、友達とか、花見とかでさ、外であれで飯炊くじゃん。あれんときにな、アサリの缶詰があるじゃん。あれを入れてな。おいしいんよ、アサリは。 うん。家じゃあせんけど、キャンプなんか行ったら、するけどな。野外で。そうそう。炊くときにな。 ほんと。それが第2期。 第3期(笑)。嫁さんが飯できるまで待つまでのビールのつまみとかに、あれがシーチキン。 そうそう。ひたすらシーチキンな。 かける。 それとさ、必ず一緒にシーチキンの缶詰と買うときは、魚肉ソーセージも買って。 な。もう考えただけでさ。大好物じゃけ。 なあ。 ずっと大好きよね。その第3期がビールのつまみというか、飯の前のちょっと小腹が空いて、飯までちょっと待てねえなーいうときに、ちょっと仕事帰りにコンビニで、シーチキンと魚肉ソーセージ。 そうそう。魚肉ソーセージもさ、もう昔からある、細い小指ぐらいじゃ駄目。親指ぐらいな。おれの親指ぐらいな。 おいしい。あれを口で、ピッとして、ピューっとしてな、シューっとしてな。 それとシーチキンの水切るとき失敗したのな。切るとき、身が大分ぼてんと落ちて、下に。シーチキンの缶のふたの開け方の大きさに、大きな、重要性がある。 そうそう。ねー(笑)。 な。缶詰いいよね。 ほんと?(笑)。まだある? 時々マグロのフレークに浮気しようかね。 最高。 はい。よろしくお願いします。 バドワイザー(笑)。 妙にね。 どうも失礼します。
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缶詰? ええ、知りたいわ。 そうそう、甘いシロップ、そう。 そうなんだ(笑)。おー、いいですね。わたしそういうのがないんですね、ひとりっ子だから。 うん。ぜいたく品ね。 そうそう、見たこともないわ(笑)。 思った思った。 確かに懐かしい。 うん。先生にとってね。 売ってました。買ってましたよ。 あー、そんなん高くて無理ですよ。 作った作った(笑)。 うん。今フレークだけでも食べれます。ご飯。おかず要らない。フレークだけ。 ええー、ほんと? 食パンに。 あれば。ああー、あれおいしかったね。 缶詰の話し戻して、はい(笑)。缶詰第3期。 第2期、まだ第2期ね。 味噌で煮て入れてるもんね。味噌煮。 味噌好き。わたしは味噌派。 お醤油? 分かる分かる。確かにね。魚食べたいけど、魚料理できないし、炊けないし、高いしでね(笑)。 あ、コンビーフ。あれすっごいはやった。わたしらときも。 切って食べてた。くるくるくるっと巻いてね。上のふたをかぽっと取ってね。 たぶん一緒で、アメリカ映画を見て、うわー、いいなーってあこがれたの。コンビーフに。 バーボンはやりました。 (笑)何だっけ。 食べたことない、昔は(笑)。 うん。そうそう。 へえー。 飯ごうで? 2期(笑)。 あー、シーチキン。 マヨネーズかけます? ああ、やっぱり 大好き(笑)。 もうそのころですね。魚肉ソーセージを必ず。もうね、お腹すいてたら必ず買ってました。安くておいしくって。 ずーっと入ってね。 と、魚肉ソーセージ買ってね(笑)。 あの太い分でしょう。 シューっとして(笑)。もう今は何かこうはぐところがありますけどね。昔は歯でがーっとかんで。 で、押さえるのね。 いや、でも缶詰ってやっぱりいいですね。 うん。懐かしいし、缶詰世代ですよ。 是非皆さん、フレーク食べたことない人、是非もうご飯にね。あったかご飯に乗せて食べると最高。 じゃあ、先生、来週もぼちぼち歩いて来てくださいね。 何かアメリカビールの話なんかもいいですね。 あ、バドワイザー忘れてた。そうです。あれ飲んでましたね。 妙にね。アメリカナイズされてましたね、あのころは。ということで、先生、どうもありがとうございました。 |