−体外受精−
〜これから体外受精を受けようとお考えのご夫婦へ〜
このページでは体外受精についてのお話をできるだけ判りやすくご紹介します。
電子メール、お電話、来院でのカウンセリングも行っていますのでお気軽にご相談ください。
当医院では平成9年より開院と同時に体外受精を開始し、年々体外受精による妊婦さんが増え、
私たちの予想を上回る状況にあります。
現在は年間800件の受精卵子宮内移植を行い、妊娠率は約40%です。
体外受精について(顕微授精とは)

「卵巣に形成された成熟卵胞から卵子を体外に取り出し(採卵)、精子と授精させ(媒精)、
さらに数日間育てること(培養)で得られた受精卵を体内に移植(胚移植)して妊娠させる
治療方法」です。
精子に十分な授精機能が期待できる場合は、卵子と精子をシャーレの中で自然に授精させます
(体外受精:IVF-ET)。重症の乏精子症や精子無力症では、精子を卵子の細胞質内に人工的に
注入し授精させる(顕微授精:ICSI-ET)が必要となります。顕微授精のほうが
受精率が高いため、幸の鳥レディスクリニックでは大部分の症例で顕微授精としています。受精後は体外受精と
同様に受精卵を培養し、胚移植します。
体外受精のながれ
採卵
(超音波で確認しながら細い針で卵巣を穿刺して、卵胞より卵子を吸引回収します。)
前培養(受精前に数時間培養器の中で卵子を成熟させます)
精子を授精させる(【顕微授精】が主流です)
培養(受精卵を2日〜5日間培養します)
胚移植(5日目【胚盤胞移植】が主流です)
受精卵凍結保存
(良好胚を1個か2個胚移植し、余剰良好胚は、凍結保存します)
※当院では、多胎防止のため基本的には1個の胚移植としています。
複数胚移植と変わらぬ良好な成績です。
産科 婦人科 不妊治療 体外受精
幸の鳥レディスクリニック
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